支援を受けたい理由
当LLPでは、古民家オーナーの組織化による地域活性化を進めているが、被災地の古民家オーナーの負担は計り知れない。原発の影響が心配される地域もある。そんな中、ふるさとの風景や記憶、つながりを守る為に古民家を修復し、公共の場として再生することで、地域復興を目指す古民家オーナーがいる。当LLPでは、この募金を通じて彼らの金銭的負担を軽減すると共に、応援者が増える仕組みになればと考えた。
代表者からのメッセージ
被災地での古民家の公費解体に関しては、一律に解体されることへの危機感から、様々な個人や団体が問題提起、支援活動、連携模索等を図ってきたように思う。当LLPも、解体希望の古民家オーナーからのヒアリング、解体現場の視察、自治体の担当者との協議等を行ってきた。又、「古民家びと」オープン後は、連携を模索している個人や団体との情報共有の機会が増えてきた。被災地の古民家オーナーの中には、解体を選択する人、修復を選択する人、そして福島県の中之作プロジェクト(添付資料nakanosaku.jpg)のように、新たに古民家オーナーになる決断をする人がいる。当LLPでは、震災後に残った古民家をオーナーだけではなく、皆で守ることが重要だと考える。多様な「守る」の形を、古民家びとを通して発信し、地域資産である古民家の修復・再生を用いた被災地の活性化を目指したい。「日本のふるさとと古民家が好き」という全ての人と共に。